| うつ病の診断基準現行の診断基準としてWHOによるICD‐10(1992年)と米国精神医学会によるDSM‐W(1994年)があげられ、ICD‐10では気分(感情)障害、DSM‐Wでは気分障害という診断名が採用されています。そこでは,躁病エピソードやうつ病エピソードの診断に必要な症状項目をもれなく列挙し、一定の条件を満たすことによって診断が決定されることになっています。
| うつ病の診断基準 |
| 1. | 抑うつ気分 | 6. | 易疲労性 |
| 2. | 興味または喜びの喪失 | 7. | 無価値感または罪責感 |
| 3. | 体重減少(あるいは体重増加) | 8. | 思考力減退または決断困難 |
| 4. | 不眠(あるいは過眠) | 9. | 死についての反復思考 |
| 5. | 精神運動静止または焦燥 | |
| A) | 上記症状のうち1.と2.を含む5つの症状が同時に2週間存在し、病前の機能の障害を起こしていること。 |
| B) | 器質性障害や薬物の作用による障害などでないこと。 |
| |