自殺行為に至る脳内のしくみ 第1段階 外的ストレス→不安・うつ状態外的ストレスによる不安の発生には5-HT神経の活動低下がが特異的に関わっており、オートレセプターである5-HT1A受容体の適応性変化は抗不安効果をもたらします。しかしこの機能がセロトニン濃度の低下によりうまく作動しない場合、不安〜うつ状態となります。第2段階 更なるストレス→混乱・興奮→自殺衝動不安や恐怖の情動発現に重要な役割を果たす扁桃体基底核NA神経は直接に作動して、自殺行動に影響を与えます。NA神経は、突発的な予期せぬ刺激に対して反応し、外部環境からストレス刺激が不意に与えられたり、侵害刺激が負荷されると、直ちに興奮します。それに対して5-HT神経はそのような刺激にびくともせず規則的活動を続けます。これらはお互い作用しあい、バランスを保とうとするのですが、これらのバランスが崩れた時に自殺衝動が発生すると考えられます。 | |