大人のADD/ADHDの判断基準

大人のADD/ADHDを判断するのに有効的といわれているのが精神科医エドワード・M・ハロウェルとジョン・J・レイティーの診断基準です。長年の臨床経験と研究・観察を通してADD/ADHDである疑いの高い人を見極める独自の判断基準を公開しています。しかしこの診断基準は公式のものではありません。

力が出し切れない、目標に達していないと感じる。

(過去の成果にかかわらず)

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計画、準備が困難である。

約束を守ることができなかったり、大切に扱わなくてはならないものをなくす、締め切りを守れない、ということを重ね、仕事場での信用を無くしてしまう。

物事をだらだら先送りにしたり、仕事に取り掛かるのが困難である。

ADD/ADHDの大人は、仕事を始めるときに不安になることが多い。「もしかしたら失敗するのではないかという不安を恐れて先送りにしてしまう。

たくさんの計画が同時進行し、完成しない。

一つの仕事を延期しつつ、次の仕事にとりかかる。中途半端なところで放棄してしまったまま次々と新しい仕事をし始めるので、数え切れない仕事に着手しているが、そのうち完成したものは殆どない。

タイミングや場所を考えず、頭に浮かんだことを、パッと言う傾向にある。

子供のADD/ADHDと同じく、大人の場合もその場の状況を考えずに言葉を発してしまう。一つの考えが浮かぶと口に出さずにはいられない為、周りの状況を把握できず気配りができない。

常に新しいものを追い求める。

退屈さに耐えられない。

自分が興味を持ったことでもそれを長時間にわたって持続することができない場合がある。

すぐ気が散り、集中できない。

読書や会話の最中に心がお留守になる。時として非常に集中できる。

しばしば独創的、直感的かつ知能が高い。

症状というよりも、言及すべき特徴。無計画で散漫でありながら、才能がある。この特別なものを見出していくことが治療の目標の一つ。

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決められたやり方や「適切」な手順に従うのが苦手。

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短気でストレスや請求不満に耐えられない。

何かが上手くいかなくなり、失敗が重なると「自分はダメだ」と思い、腹を立てて辞めてしまう。常に刺激を求めるため短気になり、他人には未熟で欲張りに見えしまいがち。

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衝動的である。

計画性がなく、予定の変更などが衝動的。

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必要もないのに、際限なく心配する傾向にある。

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不安感がある。

生活が安定しているように見えても、常に不安定になる傾向。

15

気分が変わりやすい。

数時間後にはさしたる理由がないにも関わらず気分が変わることがある。

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気ぜわしい

うろうろ歩き回る、貧乏揺すりや指鳴らし、座っている間しょっちゅう姿勢を変える、足を組み直す、じっとしているといらいらしてくる。

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耽溺の傾向

酒、麻薬などの薬物依存、ギャンブル、買い物、過食、働き過ぎなど、一つの活動にのめりこむ。

18

慢性的な自尊心の低さ

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不正確な自己認識

自分が他人にどんな影響を及ぼしているのか、正確に推測できない。これはしばしば大きな誤解と大変な感情的痛手へと繋がる。

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ADDまたは躁うつ病、薬物中毒あるいは衝動や気分が抑制しにくいなどの家族歴がある。

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